162025年度 義務化! 熱中症対策の法的リスクと実務対応 ~小規模事業場で有効な対策事例を解説~

本セミナーのポイント
こんな方に向けたセミナーです。
セミナー概要
2025年6月施行の「改正労働安全衛生規則」により、熱中症対策が義務化されました。本セミナーで、報告体制・対応手順・周知方法など、法令対応に必要な体制が整備されているか、専門家と一緒に再点検しましょう。さらに、小規模事業場でも無理なく実践でき、現場で活かせる「対策ポイント10選」を(簡易休憩所の工夫、作業負荷・時間帯の調整など)、熱中症防止対策の専門家が事例を交えながら解説します。熱中症は「正しい対策」を講じれば防げる災害です。今後に向けて、現時点で始められることから取り組み、従業員の命と企業の信頼を守る体制を整えましょう。
カリキュラム
【社会保険労務士 徳留氏】
1.改正の背景・目的
なぜ今、熱中症対策が義務化されたのか?
2.改正の内容
改正ポイントと罰則(懲役・罰金)
3.現場対応の具体事例
事例で解説!処置フローの整備・周知方法
【労働安全衛生総合研究所 齊藤氏】
1.熱中症の基礎知識
熱中症の種類と発症メカニズム
2.熱中症の発生状況とリスク要因
小規模事業場における死亡災害リスクとは?
3.熱中症防止対策
(1) 暑熱状況の把握
WBGT指数とは?気温だけでは測れないリスクの見える化
(2) 暑熱ばく露の軽減
作業中の暑熱環境を改善する具体策とは?
(3) 作業負荷の軽減
「時間帯×負荷」を見直すリスク回避術
・・・その他、オフィス環境で活かせる対策など多数解説!
4.まとめ
10月開催
11月開催

講師
徳留 正一郎
Shouichirou Tokutome
キャリア未来社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士、第一種衛生管理者
労務管理、働き方改革対応、助成金活用等についてのコンサルティング実績多数。自治体主催の働き方改革関連事業にてセミナー(法改正や2024年問題等)講師を務めた経験も豊富に有する。

講師
齊藤 宏之
Hiroyuki Saito
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
化学物質情報管理研究センター ばく露評価研究部長
労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)
博士(医学)
化学を専門とし、現在は主に暑熱環境評価および熱中症防止対策を研究テーマとしている。化学物質や物理的環境を問わず、労働環境の評価と改善、労働災害防止に繋がる、幅広い視線での分析を得意とする。